夢ここフェスタ(もちつき&バザー)は、多くのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに無事終了いたしました。
当日は天候にも恵まれ、昨年のような強風の影響もなく、皆さまにゆったりと楽しんでいただけたのではないかと思います。
この「もちつき&バザー」は、ここの家としては今年で43回目を迎えました。もともとは数家族で始めた小さなもちつきが、今では地域に根ざした大きなイベントへと成長しました。
10月に入ると、利用者さんと職員が一緒に物品提供のビラを配布し、ご家庭で不要になった品物の回収を行います。中には、わざわざ施設まで品物を届けてくださる方もおられ、大変ありがたく思っております。
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11月には、「ここの家家族会」の皆さまが、提供いただいた品物一つひとつに丁寧に値段をつけてくださいます。
そして迎えた12月6日の夢ここフェスタ当日。今年は信太中学校吹奏楽部の演奏でオープニングダンスをしました。

その後、利用者さんたちは、自主製品(さをり織り製品や焼き菓子など)や、おにぎり・お茶・コーヒー・ジュースの販売、輪投げを担当しました。

また、家族会の皆さまには、おもちつきを行っていただき、ご来場の皆さまに無料でおもちをふるまっていただきました。

さらに、地域の方々からご提供いただいた品々も販売していただき、必要とされる方々にお求めやすい価格でお届けすることができました。

またきりたんぱん(竹にパン生地を巻いて自分で焼く)の販売も行ってくれました。

これらの売上は、すべて利用者さんのお給料として還元します。
近年、AIの進化により社会はますます便利で効率的になっていますが、この「夢ここフェスタ」では、AIには代えられない“人と人とのつながり”や“手間をかけて作り上げる喜び”の過程を体験できる貴重な機会だと感じています。

今後も、地域に開かれた福祉施設として、皆さまと共に歩んでまいります。変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
