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”楽団あぶあぶあ“のコンサートの後、しばらくして、「和泉市で障がい者が働く喫茶店」の話をいただきました。そんな事ができるのか悩みましたが、「障がいがあっても当たり前に働くことができる喫茶店“Caféみとら”」開店に向けてチャレンジしてみよう!と手を挙げました。
「“Caféみとら”」開店後まもなく、家でとじこもりがちの青年が働きに来て、その後社会に出るきっかけにもなりました。(数年後、公務員としてステップアップされました。)
閉店の危機もありましたが “お金では得られない儲けがある”という言葉を身をもって感じながら、 現在は就労継続支援B型事業所のご利用者様と職員が担ってくれており、うれしく思います。
「ここの家」は自施設で手作りの給食を提供しております。コロナ禍以前は、多くのボランティアさんがお手伝いとして関わって下さっていただいていました。
その中のお一人が残念なことにお亡くなりになったとき、お悔やみに伺いました。その時ご家族の方が「母はここの家にボランティアにいくことが本当に楽しい!私の生きがいなの!」といつも「ここの家」の話をしていたと仰っていました。
ご利用者様はもちろんの事、地域共生社会を実現していくための拠点として認知していただけるようにやっていく意味を再確認できた事柄でした。これからの歩みも、地域をはじめ多くの方々と繋がって進んで参りたいと思っております。